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國學院大學博物館×西南学院大学博物館 相互貸借特集展示 一覧

國學院大學博物館×西南学院大学博物館 特別展示・相互貸借展示

 本ページでは、「西南学院大学博物館と國學院大學博物館との研究協力に関する協定書」による共同研究計画に基づいて行われた、特別展示・相互貸借展示や、これに伴うイベントを紹介します。これらの活動を通して、当館と西南学院大学博物館との相互交流を促進するとともに、研究・教育活動の充実を目指しています。
 




会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XX
「ユダヤ教のお祭り―過越祭―」
会 期 平成30(2018)年3月19日(月)~9月1日(土)
概 要  ユダヤ教の三大巡礼祭のひとつである過越祭(ペサハ)。聖典で語られるイスラエルの民の出エジプトと解放を記念する過越祭では、セデルと呼ばれる特別な正餐が催されます。本展示では中世の写本に描かれた過越祭の様子や、セデルで用いられる道具などを紹介します。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展XIX
「発掘された縄文時代早期の人骨-居家以岩陰遺跡の発掘調査-」  
                  
会 期 平成30(2018)年2月23日(金)~6月27日(水)
概 要  國學院大學考古学研究室では、平成26(2014)年から群馬県吾妻郡長野原町居家以(いやい)岩陰遺跡の学術調査を実施し、縄文時代における山地・資源利用と行動復原に関する調査研究に取り組んできました。
 本展では、発掘された縄文時代早期の埋葬人骨と出土遺物を中心
に研究成果を報告します。
 

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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XVII
「和訳聖書の数々~開国から大正改訳まで~」
                     
会 期 平成29(2017)年11月12日(日)~平成30(2018)年3月17日(土)
概 要  聖書はキリスト教において最も重要な聖典です。布教の際には現地の人々が理解できるよう、様々な言葉に翻訳されました。19世紀の日本では、「開国」にともない来航した宣教師たちが布教活動を再開しました。1517年の宗教改革以降、キリスト教ではさまざまな会派が誕生していたため、カトリックをはじめ、プロテスタント、英国国教会などから多くの宣教師が派遣されました。再布教にあたり聖書和訳は重要課題のひとつでした。しかし、当時日本語という統一した共通語が存在しなかったため、彼らは多くの葛藤や困難のなかで聖書和訳に挑みました。
 本展覧会では、西南学院大学博物館が所蔵する資料の展示を通じ、幕末の開国から大正期にかけておこなわれた聖書和訳の一端を紹介します。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XVII
「東北の遠の朝廷―城柵による辺境支配―」
                    
会 期 平成29(2017)年9月29日(金)~平成30(2018)年2月23日(金)
概 要  律令期の地方官庁は、「遠(とお)の朝廷(みかど)」とも称されます。とりわけ、筑前国の大宰府は、東アジアに開かれた外交・防衛や、西海道諸国の広域行政を担いました。また、九州南部の「隼人(はやと)」や、東北北部の「蝦夷(えみし)」との紛争に備えて、軍事・行政拠点である城柵を設け、これを維持するために柵戸を移住させる政策がとられました。東北地方の城柵には、陸奥国府が置かれた多賀城や、渤海使を接遇していた可能性も指摘されている出羽国の秋田城などがあります。
 本展覧会では、東北地方の城柵と、その関連遺跡から出土した資料を通して、古代における辺境支配の一端を紹介します。
 

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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XVI
「転びキリシタン」
                     
会 期 平成29(2017)年7月8日(土)~11月10日(金)
概 要  江戸幕府はキリスト教の信仰を禁止し、キリスト教を排除するために、さまざまな政策を行いました。それにより多くのキリシタンたちは棄教します。彼らは転びキリシタンと呼ばれました。本展示では、転びキリシタンと彼らへの対応に注目し、江戸幕府の徹底した禁教政策の一端を紹介します。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XV
「中世墓と蔵骨器」
                    
会 期 平成29年(2017)年5月25日(木)~9月28日(木)
概 要  中世には、土壙墓・集石墓・塚墓や、これに石塔を伴う事例など、
多様な墓が造営されました。國學院大學が実習調査を実施した東京都三宅島の物見処遺跡でも、経石を伴う塚墓状の遺構が複数確認されています。なお、13世紀以降になると、僧侶や武家に火葬が普及し、陶磁器や銅製・石製・木製の蔵骨器を納めた墓が広く見られるようになりました。とくに武家の墓では、舶載磁器や古瀬戸の梅瓶・四耳壺を用いた蔵骨器が多用されています。
 

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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XIV
「ユダヤ信仰を彩る―トーラーの装飾品―」
                     
会 期 平成29(2017)年3月2日(木)~ 7月7日(金)
概 要  ヘブライ語で「教え」を意味するトーラー(Torah)は、ユダヤ教の聖典であり、全ユダヤ人の生活の基本原理です。トーラーには高価な装飾品が付され、その数々はユダヤの美術工芸品(JUDAICA)とも呼ばれました。世界各地に移住したユダヤの人々は、地域性を有した装飾を生み出しています。本展示では、トーラーとその装飾の一部をご紹介します。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展XIII
「『神道』の原型―古墳時代における祭祀遺跡―」
                    
会 期 平成29年(2017)年1月27日(金)~5月24日(水)
概 要  古墳時代になると、それまで列島各地に割拠していた諸集団がヤマトの王権・大王のもとに統合され、「国家」の原型が出現しました。このような列島内の広域な社会統合と表裏一体の現象として、日本の固有宗教「神道」の原型も明確となっていきます。古墳に副葬された鏡・鉄製品・装身具などと、祭祀遺跡に奉献された幣帛類の品目が概ね共通している事実は、祖霊祭祀と神祇信仰が併行して整えられた過程を示すものと考えられます。
 

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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示XII
「キリスト教信仰のかたち―祈りの道具にみる多様性―」
                     
会 期 平成28(2016)年11月13日(日)~ 平成29(2017)年3月1日(水)
概 要  キリスト教には、様々な祈りの道具が存在します。聖書、祈祷書などの文字をとおした祈りの補助手段に加え、イエスや聖母を描いた板絵、つまり「イコン」というキリスト教の教義を視覚化したものもあります。本展覧会では、キリスト教信仰の特色ともいえるイコンを概観し、その他の祈りの道具もご紹介します。
「祈り」とその道具を通して、キリスト教についての理解を深めていただければ幸いです。
 

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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展Ⅺ
「漢代の世界観-鏡と明器に見る古代中国文化-」
                     
会 期 平成28年(2016)年9月27日(火)~平成29(2017)年1月27日(金)
概 要  古代の人々は、私たち以上に「異世界」を身近に感じていました。
今回展示するのは、中国漢代の鏡と明器です。鏡に描かれた文様は、当時の世界観を反映したもので、死者のために作られたミニチュア-明器-には、死後の生活に対する想像力を見出すことができます。
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示X
「描かれた『DEJIMA-出島-』」
                    
会 期 平成28(2016)年7月25日(月)~ 11月11日(金)
概 要  出島はキリスト教の伝播を阻止する目的で長崎に築造された人工の島であり、1641年以降オランダ商館員たちは、限られた空間での生活を余儀なくされました。そのため、日本とオランダの双方にとって異文化交流の場となりました。出島は1859年に閉館されるまでの約220年にわたり、オランダ商館員の居住地として、また貿易の場として機能した。ヨーロッパでは日本を象徴するもののひとつとして、 日本においては異国文化を象徴するものとして出島が描かれました。  本企画展では、さまざまな時期にヨーロッパで出版された出島の図とそこで生活するオランダ商館員を描いた絵巻を紹介します。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅸ
「山岳霊場の考古学」
                     
会 期 2016年5月26日(木)~2016年9月27日(火)
概 要  古来、水源やランドマークとしての山に対する信仰は、山麓信仰に止まっていましたが、8世紀頃から山頂祭祀が認められ、10世紀になると、峰々を巡る山岳練行が各地の霊山で始まり、11世紀ごろに修験道の独自性が確立します。
 本展示では、奈良県金峯山や福岡の山岳宗教と所縁の深い脊振山の経塚の出土遺物を紹介します。
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅷ
「ICON-キリスト教の聖像画-」
                     
会 期 平成28(2016)年4月24日(日)~7月23日(土)
概 要  イコン(ICON)は、キリスト教世界で祈りを捧げるために製作された板絵です。イコンには、神の姿が刻印されていると考えられ、イコンを崇敬することは、イコンを敬うことをとおして神に語り掛けることであるとされました。キリスト教が各地に広まるにつれ、各地で特色あるイコンが制作されるようになります。ここでは、様々な地域のイコンをみることで、その普及の様子と地域による違いについて紹介したいと思います。
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅶ
「天神人形―各地の天神さま―」
                     
会 期 平成28(2016)年2月15日(月)~5月25日(水)
概 要  菅原道真公は「天神さま」とも称され、学問の神様として 親しまれています。天神さまの姿は絵に描かれるとともに、全国各地で民具としての天神人形が作られ、姿・材質も様々です。 そのような天神人形を神道史学者の宮地直一氏旧蔵資料の中から紹介します。
関連イベント ミュージアム・トーク
「天神人形―各地の天神さま―」

日時:5月25日(水)15:30~16:30
解説:大東敬明(國學院大學准教授)
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅵ
「異国イメージⅠ-紅毛人から阿蘭陀人へ-」
                     
会 期 平成28(2016)年1月8日(金)~4月23日(土)
概 要  近世日本は、幕府の禁教政策により、出島でオランダ人、唐人屋敷で中国人が生活していました。制限された空間のなかで、それぞれの営みがあり、日本でありながらそこには異国文化が広がっていました。また、彼らは日本人の興味の対象となっており、多くの美術工芸品が創出されました。そこで、本展覧会では、近世日本に滞在を許されたオランダ人を日本人がどうとらえていたのか、また、開国により日本人のなかでどのような対外的認識が芽生えたのかについて紹介していきます。
関連イベント ミュージアム・トーク
「異国イメージⅠ-紅毛人から阿蘭陀人へ-」

日時:4月23日(土) 14:00~14:30
解説:安髙啓明氏(熊本大学文学部准教授) 
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅴ
「イト・ナの東-いくつもの弥生文化-」
                     
会 期 平成27(2015)年11月18日(水)~2月15日(月)
概 要  北部九州において、イト国やナ国の王たちが割拠していた弥生時代。日本列島の中には、いまだ社会階層の著しい分化を見せていなかった地域もありました。この小展示では、九州以東の弥生土器と、列島各地で用いられた財の姿を通して、弥生文化の多様性を概観します。
関連イベント ミュージアム・トーク
「弥生文化の東方伝播と東日本の弥生文化」
日時:11月18日(水)15:30~16:30
解説:栁田康雄氏(國學院大學研究開発推進機構客員教授) 
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅳ
「宗門人別改帳にみる近世社会」
                     
会 期 平成27(2015)年9月5日(土)~12月25日(金)
概 要  キリスト教が禁止された近世日本では、キリスト教が日本に入ってくることを防ぐとともに、国内のキリシタンを取り締まるために様々な制度がつくられました。その政策のひとつが宗門改で、これは江戸時代に行われた人々の信仰する宗教を調査するものです。島原・天草一揆後、全国各地で宗門改が徹底され、寺請制度も確立されていきました。あわせて、キリスト教の図像を踏ませてキリシタンではないことを証明させる絵踏や影踏が行われ、人口調査である人別改を兼ねて実施されたことから、宗門人別改と呼ばれることもありました。この時に作られた台帳である宗門人別改帳や宗門人別絵踏帳には、住民の名前や所属する檀那寺などが記され、藩へ提出されました。その形態は一様ではなく、地域性もみられ、これらからは当時の地域社会の実態が伝わってきます。今回は西南学院大学博物館が所蔵する五つの地域の宗門改帳を取り上げます。各地の宗門人別改帳を通して、幕府や藩の禁教政策の実態について地域性を含めながら紹介していきます。
関連イベント (1)ミュージアム・トーク
「シーボルトが見た禁教政策」
日時:12月12日(土)11:00~11:30
解説:野藤 妙(西南学院大学博物館学芸研究員)

(2)ミュージアム・トーク「絵踏と宗門改」
日時:12月12日(土)15:00~15:30
解説:安高啓明(熊本大学文学部准教授、本学研究開発推進機構共同研究員) 
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅲ
「聖なる光-魔鏡-」
                     
会 期 平成27(2015)年4月25日(土)~11月7日(土)
概 要  「魔鏡」とは、鏡面に光を反射させると、鏡背面もしくは内部に鋳込まれた図像が写し出される鏡です。中国の唐代に編まれた『古鏡記』には、前漢時代の照明鏡が「透光鏡」として記されており、日本では幕末から明治期に目立って製作されました。神奈川県大磯町の児童養護施設エリザベス・サンダース・ホームの創立者である沢田美喜氏が発見し、隠れキリシタン遺物として公開された磔刑のキリスト像魔鏡は、西南学院大学博物館所蔵鏡の同型鏡であり、最も世に知られている事例の一つでしょう。國學院大學博物館の服部和彦氏寄贈コレクションには、希少な魔鏡が7面含まれており、その鏡面から放たれる阿弥陀仏の幻想的な画像や名号は、見る者の目を驚かせてくれます。
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅱ
「ともし火の系譜-古代ランプからユダヤの祭具-」
                     
会 期 平成27(2015)年4月20日(月)~9月4日(金)
概 要  西南学院大学は、キリスト教を建学の精神としています。キリスト教の母体であるユダヤ教はキリスト教を知るうえで重要であり、西南学院大学博物館ではユダヤ教関係の資料を多数所蔵しています。これらの資料は本学名誉教授である関谷定夫氏により長年にわたって蒐集され、2014年に当館に寄贈されました。今回そのなかから、イスラエルを中心に発掘された古代のランプと、ユダヤ教の祭具である燭台を紹介いたします。古代から現代にいたるともし火の系譜を示すとともに、日本からはほど遠いイスラエルの地で発展したユダヤの歴史や文化を身近に感じていただければと思います。
関連イベント ミュージアム・トーク
「ともし火の系譜-古代ランプからユダヤの祭具-」
日時:9月4日(金)14:30~15:00
解説:内島美奈子氏(西南学院大学博物館学芸研究員) 
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 相互貸借特集展示Ⅰ
「うみやまの幸 -縄文の九州-」
                     
会 期 平成27(2015)年2月14日(土)~4月24日(金)
概 要  このたびは、西南学院大学博物館・國學院大學博物館による初の相互貸借特集展示として、縄文時代の九州における生業関係資料を展示します。今回取り上げる熊本県宇城市浜ノ洲貝塚(縄文時代後期)と、長崎県南島原市山ノ寺遺跡(縄文時代晩期~弥生時代早期)は、後に國學院大學教授となる熊本出身の乙益重隆氏が、昭和30年代に調査した遺跡であり、縄文時代の狩猟採集活動や、植物栽培活動の様子を物語る好例として知られてきました。浜ノ洲貝塚では、動物骨や貝殻などの動物遺存体が出土しており、山ノ寺遺跡では、籾痕を残す土器や、それまで見られなかった器である壺・高杯なども発見されています。土器・石器の研究だけではなく、動物考古学や植物考古学の成果を活かしながら、縄文時代の「うみやまの幸」についてご紹介しましょう。
 
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会 場 國學院大學博物館
展覧会名 特別展
「日本信仰の源流とキリスト教-受容と展開、そして教育-」
                     
会 期 平成27(2014)年1月7日(火)~2月28日(金)
概 要  自然崇拝、そして八百万の神々に祈りを捧げる神道は、まさに古代日本人の祈りの原点です。他方、大陸から仏教が伝えられると、多くの日本人に受け入れられ、時の権力者も帰依して大規模な寺院が造られました。また、日本の神道と仏教を混淆する神仏習合という概念も芽生えて、これにまつわる神社仏閣も各地に生まれていきました。  1549年、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸します。キリスト教の東方伝播の波がまさに日本に訪れた瞬間です。九州各地、そして山口、京都へ向かったザビエルは、各地に足跡を残し、ザビエルが日本を離れたあとも宣教師らによって布教活動は続けられ、南蛮文化の萌芽とともに、多くのキリシタンが誕生します。しかし、こうした時代も長く続かず、日本の国是である禁教は、以降、断行されていきました。
 日本は海外列強を前に開国を迎え、明治新政府が樹立すると宗教教育も盛んになります。近代国家の訪れは、教育の質的向上のなかで高等教育機関を誕生させ、西南学院大学はキリスト教、國學院大學は神道を建学の理念とする大学が創られました。両大学が近代から現代にかけてどのような歴史的かつ教育的変遷を遂げてきたのか。戦時下における学校教育の現状も踏まえて紹介していきます。
関連イベント (1)ミュージアムトーク
「日本信仰の源流とキリスト教」
日時:1月24日(金)15:30~16:30
解説:安髙啓明氏(西南学院大学博物館学芸員)

(2)公開講演会
「日本宗教史のなかのキリスト教-伝来から近代教育まで-」
日時:1月25日(土)13:30~15:00
講師:安髙啓明氏(西南学院大学博物館学芸員)

(3)ミュージアム・トーク
「日本信仰の源流とキリスト教」
日時:2月15日(土)14:00~15:00
解説:深澤太郎氏(國學院大學研究開発推進機構助教) 
 
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会 場 西南学院大学博物館
展覧会名 特別展
「日本信仰の源流とキリスト教-受容と展開、そして教育-」
                     
会 期 平成25(2013)年11月1日(金)~12月21日(土)
概 要  自然崇拝、そして八百万の神々に祈りを捧げる神道は、まさに古代日本人の祈りの原点です。他方、大陸から仏教が伝えられると、多くの日本人に受け入れられ、時の権力者も帰依して大規模な寺院が造られました。また、日本の神道と仏教を混淆する神仏習合という概念も芽生えて、これにまつわる神社仏閣も各地に生まれていきました。  1549年、フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸します。キリスト教の東方伝播の波がまさに日本に訪れた瞬間です。九州各地、そして山口、京都へ向かったザビエルは、各地に足跡を残し、ザビエルが日本を離れたあとも宣教師らによって布教活動は続けられ、南蛮文化の萌芽とともに、多くのキリシタンが誕生します。しかし、こうした時代も長く続かず、日本の国是である禁教は、以降、断行されていきました。
 日本は海外列強を前に開国を迎え、明治新政府が樹立すると宗教教育も盛んになります。近代国家の訪れは、教育の質的向上のなかで高等教育機関を誕生させ、西南学院大学はキリスト教、國學院大學は神道を建学の理念とする大学が創られました。両大学が近代から現代にかけてどのような歴史的かつ教育的変遷を遂げてきたのか。戦時下における学校教育の現状も踏まえて紹介していきます。
関連イベント 公開講演会
日時:12月7日(土)14:00~16:00

(1)「日本信仰の源流とキリスト教」
講師:安髙啓明氏(西南学院大学博物館学芸員)

(2)「神道の成立と外来文化」
講師:深澤太郎氏(國學院大學研究開発推進機構助教) 
 
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