「祈りの歌の泉をたずねて ―グレゴリオ聖歌のあゆみ―」
会期:令和7年(2025)10月4日(土)~令和8年(2026)1月25日(日)
※本特集展示は、博物館の一角で行っている小規模展示です。
本学博物館と協定を結んでいる西南学院大学博物館(福岡県福岡市)が所蔵する資料を展示します。
西南学院大学博物館では、キリスト教文化にかかわるさまざまな資料を収集し、調査研究をおこなっています。学生や地域の方々にキリスト教文化について理解を深めていただくために、それらの研究成果をもとにしたさまざまな展覧会や講座、ワークショップなどをおこなっています。
今回の相互貸借展示は、グレゴリオ聖歌を主題として構成しています。「Qui bene cantat, bis orat.」(よく歌う人は、倍祈る)というラテン語の古いことわざにも示されている通り、キリスト教の営みには「歌うこと」が深く関わってきました。グレゴリオ聖歌とは、ローマ・カトリック教会で用いられる、単旋律・無伴奏の宗教音楽です。6世紀頃にはすでに典礼の中で歌われ、8世紀にローマからフランク王国(現フランス)に伝わり、8世紀末には西ヨーロッパ全土の修道院や教会に広がった歴史を持つグレゴリオ聖歌は、キリスト教音楽の源泉とも言え、現在まで親しまれています。本展示では、グレゴリオ聖歌のテキストや楽譜を通してグレゴリオ聖歌の歴史と現在、そして変遷する記譜法や装飾性について紹介します。
グレゴリオ聖歌のテキストと楽譜を通して、キリスト教の世界観を知っていただけると幸いです。
*本展示の内容に関するお問い合わせは、下記連絡先までお願い致します。
【お問い合わせ】
西南学院大学博物館事務室 〒814-8511 福岡県福岡市早良区西新3 丁目13-1
TEL 092-823-4785 FAX 092-823-4785 Mail seinanmuseum@yahoo.co.jp
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開催概要
会期 | 令和7年(2025)10月4日(土)~令和8年(2026)1月25日(日) |
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会場 | 國學院大學博物館 考古展示室 |
開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(祝日と12月22日は開館)、12月2日(火)~5日(金)、12月24日(水)~1月5日(月)、1月17日(土)~18日(日) |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |