会期:令和3(2021)年11月18日(木)~令和4(2022)年1月22日(土)
明治以降、日本の「国民」として同化政策がとられてきたアイヌ民族。文化や言語の多様性は、近代的な国家形成の前に立ち塞がる障壁の一つとされ、「国語」が創出されてゆく明治30年代には、既に民族固有の文化は衰微の一途を辿っていた。後に本学教授となる言語学者の金田一京助が、失われつつ あったアイヌ民族の言葉や習俗の記録に取り組み始めたのは、このような時代 の出来事である。その後も、金田一の教え子であった久保寺逸彦がアイヌ口承 文芸の採集と研究を進めるなど、初期のアイヌ文化研究において國學院大學の 関係者が果たしてきた役割は大きい。
本展は、2019年の「アイヌ新法」成立と、2020年の国立アイヌ民族博物館開館、そして本年の金田一・久保寺没後50年を受けて、当館が所蔵するアイヌ民族関連資料や、本学北海道短期大学部が所管する金田一記念文庫に収蔵された 貴重書を、図書館所蔵資料とともに紹介する。
●展示紹介動画を「オンラインミュージアム」配信
・解説動画:12月11日(土) 12:00 公開予定
●企画展「アイヌ・プリ―北方に息づく先住民族の文化―」 チラシ PDF [5.68MB]
●企画展「アイヌ・プリ―北方に息づく先住民族の文化―」 展示資料目録 PDF [876KB]
開催概要
会期 | 令和3(2021)年11月18日(木)~令和4(2022)年1月22日(土) |
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会場 | 國學院大學博物館 企画展示室 |
開館時間 | 水・木・金・土曜日の12:00~17:00(最終入館16:30) |
会期中休館日 | 毎週 日・月・火、及び12月26日~1月7日 |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |
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