戦乱の時代を経て「徳川の平和」を手に入れた人々は、それぞれの生活の安定をめざして生業に励み、文化を作り上げていきました。江戸時代は、さまざまな階層の人々や地域が、文字を使った情報の伝達によってつながりあうことで社会が大きく発展していったのです。
支配・役職・生活・文化など、江戸時代の社会に欠かせないあらゆる場面において、人や物、出来事を〈つなぐ〉もの、それが古文書です。こうした古文書には文字だけで なく、絵がふんだんに取り入れられていることも大きな特徴の一つといえます。
今回の企画展では、武家・公家・民衆それぞれの社会の中を、またそれら異なる社会の間を相互につないだ古文書を展示し、このつながりから江戸時代を見ていきます。 文字と絵という違いだけではなく、形や大きさなどの違いも含めて多様な古文書をご鑑賞ください。
● 企画展「古文書で〈つなぐ〉江戸時代」 チラシ PDF [1.30MB]
● 企画展「古文書で〈つなぐ〉江戸時代」 出品目録 PDF [153KB]
● 企画展「古文書で〈つなぐ〉江戸時代」 リーフレット PDF [1.33MB]
開催概要
会期 | 平成28年6月17日(金)~7月16日(土) ◎会期中、一部展示替えがございます。 |
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会場 | 國學院大學博物館 企画展示室 |
会期中の休館日 | なし |
開館時間 | 午前10時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |
関連イベント | ■ミュージアムトーク ※ 申込み不要・無料 講師:根岸茂夫 (本学文学部教授) 講師:根岸茂夫 (本学文学部教授) |