展示のねらい 神社で行われる祭礼は、絵巻物によって表現されてきました。とりわけ、神社の外で展開される行列は多く描写されています。そうした絵巻からは、行列に参加する人々の役目が分かるだけではなく、祭礼の意義や、維持する人々の組織構成も理解することができます。ただ、このような絵巻が再現する世界は、元となった祭礼に忠実でないことも少なくありません。ただ、絵の中を一つの世界と捉えると、絵巻は、祭礼に対する人々の意識や、祭礼そのものの変化過程を知る手掛かりになります。
今回は、『神社祭礼図の研究』(國學院大學神道資料館・平成11年〈1999〉)などで紹介された学内の祭礼絵巻を展示することで、神社祭礼の特質の一端を紹介します。
平成23年度 企画展「神社祭礼絵巻 ―感じる雰囲気・考える現実―」 解説シート [239KB]
開催概要
会期 | 平成24(2012)年1月12日(木)~2月25日(土) |
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会場 | 國學院大學学術メディアセンター地下1階 伝統文化リサーチセンター資料館 (入館料無料) ※上記は平成24年度までの情報です。現在は「國學院大學博物館」に名称を改めています。 |
開館時間 | 月曜日~土曜日 10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) ※上記は平成26年度までの情報です。 平成27年度からは日曜開館を始め、午前10時~午後6時(最終入館は午後5時30分まで) となっております。 詳しくは当館開館予定表をご覧ください。 |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |