特集展示
「吉田家の人々」
会期:令和6(2024)年9月21日(土)~10月20日(日)
※本展示は、博物館の一角でおこなう小規模展示です。
※休館日は開館スケジュールをご確認ください。
吉田家は、中世以降に京都・吉田社(現、吉田神社)の神職を務めていた家です。朝廷の神祇官(祭祀関係を司る役所)の次官職を世襲する公家でもあり、近世には貴族や大名家とも縁戚関係を築いていました。室町時代には、吉田兼倶が吉田神道(唯一神道)を確立しました。
また、江戸時代の吉田家は幕府の公認を受けて、「神道裁許状」と称される、祭祀における各種装束の着用免許状を発給しています。さらに、各地の神社に対する位階(祭神の官位)・神号(祭神の名称)の贈与ならびに、神職による位階・官職の要望に関する朝廷との「執奏」(取次ぎ)をしたほか、祭儀次第・祈祷法の伝授等を行うなど、神社や神職に大きな影響力を持っていました。
吉田家及び、同家所蔵資料については、本学で教鞭をとった宮地直一・西田長男が戦前から調査を行っていました。
本展示では、吉田家旧蔵で、現在、本学が所蔵する代々の肖像に加え、宮地・西田らの調査によって撮影が行われた肖像画の写真(西田長男旧蔵)を展示します。なお、西田長男旧蔵の写真は、本年、新たに寄贈されたものです。
開催概要
会期 | 令和6(2024)年9月21日(土)~10月20日(日) |
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開館時間・会期中休館日 | 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分) 休館日:毎週月曜日(祝日は開館) ※ミュージアムショップは開館日の10時30分~17時30分 |
会場 | 國學院大學博物館 神道展示室 |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |