特集展示 アジア鋳造技術史学会東京大会
「科学分析データに見る青銅器―館蔵資料の最新研究―」
会期:令和6(2024)年9月10日(火)~10月27日(土)
※本展示は、博物館の一角でおこなう小規模展示です。
※休館日は開館スケジュールをご確認ください。
弥生時代中期初頭に韓半島から日本列島へ流入した銅鏡・武器青銅器・銅鐸などの青銅器は、次第に本来の機能を失い、副葬品・埋納品として取り扱われるようになっていく。降って飛鳥時代には、仏教文化の影響を受けて仏像も鋳造されるようになった。平安時代後期になると、いわゆる国風化によって花鳥風月のような和風文様を描いた「和鏡」が出現。室町時代後期から江戸時代には、和鏡に把手を付けた「柄鏡」が主流となった。
目下、これら國學院大學博物館が収蔵する青銅器については、原材料の産地、製品の鋳造技術、そして出土状況などを解明するため、理科学的な分析や、3次元計測を含めた検討を進めている。そこで今回の展示では、出土地不詳資料の来歴が概ね確定できた事例や、製作技法の詳細が詳らかとなった事例を中心に、最新の研究成果を報告したい。
開催概要
会期 | 令和6(2024)年9月10日(火)~10月27日(日) |
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開館時間・会期中休館日 | 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分) 休館日:毎週月曜日(祝日は開館) ※ミュージアムショップは開館日の10時30分~17時30分 |
会場 | 國學院大學博物館 考古展示室 |
入館料 | 無料 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |
共催 | アジア鋳造技術史学会 |