特集展示
「和の装いー神職装束とお雛さまー」
会期:令和6(2024)年2月17日(土)~3月17日(日)
※本展示は、博物館の一角でおこなう小規模展示です。
和の装いの一つに、雅な宮廷文化の中で成立した束帯・衣冠や狩衣、女房装束といった装束があります。これらの装束は近代以降の社会制度の変化を受けて、用いられる場面も限られるようになりました。現在、こうした装いを目にする機会の一つに、雛人形と神職装束があります。一般に雛人形といえば、公家の正装姿をした男女一対の人形を指すことが多く、特に「内裏雛」と呼ばれる形式を広く目にします。これは近世以降に普及したもので、束帯姿のおびなと女房装束のめびなを組み合わせた形は、その名の通り、内裏=天皇・皇后のお姿に似せたものだとされます。一方で、現代の神社の神職にも、男性装束には衣冠や狩衣が受け継がれ、女性神職の装束も朝廷の女官の衣服を参考に定められたものです。ただし、同種の装束ではあっても、身に着ける側の事情・時代によって形状に違いが見える場合もあります。本展示を通じて、和の装い文化の一端に触れて頂けますと幸いです。
開催概要
会期 | 令和6(2024)年2月17日(土)~3月17日(日) |
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会場 | 國學院大學博物館 神道展示室 |
入館料 | 無料 |
開館時間・会期中休館日 | 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分) 休館日:毎週月曜日(祝日は開館) ※ミュージアムショップは開館日の10時30分~17時30分 |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |