特集展示
「桑名宗社伝来 -双子の宝刀「村正」-」
会期:令和5(2023)年11月25日(土)~令和6(2024)年2月12日(月)
※本展示は、博物館の一角でおこなう小規模展示です。
伊勢国桑名の総鎮守たる桑名宗社は、式内社の「桑名神社」「中臣神社」に比定される古社であり、鎌倉時代は永仁の頃、中臣神社に春日明神を勧請して以来、総じて「春日神社」の名でも知られるようなった。この桑名を拠点として、数多くの業物を作刀したのが、千子村正を祖とする千子派である。千子派は、戦国時代から江戸時代半ばにかけて伝えられ、実戦刀のみならず、奉納刀にも名品が残されてきた。
そこで今回は、桑名宗社伝来の刀剣から、2代村正にあたる「藤原朝臣村正」が天文12年(1543)に作刀した「三﨑大明神」「春日大明神」銘の太刀2振を展観したい。先の大戦中、保存の便を図って刀身に漆が塗られた両刀は、目下研ぎ直しが進められている。漆塗りの「三﨑大明神」を見ることができるのは、この展示が最後の機会。故郷桑名の地において、双子の「村正」を本来の姿で顕現させるため、各位の御好意を寄せて頂ければ幸いである。
開催概要
会期 | 令和5(2023)年11月25日(土)~令和6(2024)年2月12日(月) |
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会場 | 國學院大學博物館 神道展示室 |
入館料 | 無料 |
開館時間・会期中休館日 | 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分) 休館日:毎週月曜日(祝日及び2月12日は開館)、年末年始(12月25日~1月5日)、1月13日(土)・14日(日)、2月2日(金) |
アクセス | 國學院大學渋谷キャンパス 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館 アクセスマップをご覧ください。 |
主催 | 國學院大學博物館・桑名宗社(春日神社) |